家庭菜園>サトイモは熱帯アジア生まれの野菜

サトイモはマレー半島原産で熱帯アジア生まれの野菜です。
サトイモ科に属し、高温多湿を好みますが、半日陰でも
よく育ちますので、菜園の日当たりの悪い所で栽培する作物
とされるケースも多いです。
独特のねばり気と、それに含まれる栄養成分が人気です。

種イモは２５〜３０グラムのふっくらとしているものを
用意します。
そのまま植えるのではなく、ポットなどに植えて灌水し、
芽出しをすると発芽が早く、そろった生育ができます。
芽が２〜３センチになったら植え付けします。
株間に堆肥、鶏糞、魚粉、米ぬかを入れます。
追肥は１ヶ月ごとにチッ素とカリ成分をメインに与えます。

根は深くなりますが、イモがつくのは種イモよりも
上なので、できた子イモが露出しないように土寄せを
行います。
土寄せや追肥のときに根を傷めないようにすれば、病気の
発生は少なくなります。
早生種は１０月頃から収穫できますが、霜が降りるころまで
置くと、イモがよく太ります。