家庭菜園>ナツミカンの移植で注意することは？

ミカン類は、低温を嫌う性質があるため、寒い時期に移植
を行うと、どんなに慎重に掘り起こしても、
細根はかなり傷みます。
どうしても移植したい場合は、３〜４月、
または梅雨に入ってからすぐに行います。

移植が前もってわかっているなら、１年前の３〜４月に
根回しをしておくと植え痛みが少なくて、回復も早いようです。
根回しは、幹を中心とした直径７０〜１００センチの円周上を
深さ３０〜４０センチに掘り、
根を切ってから埋め戻しておきます。
掘り上げてから植え替えまでは、
できるだけ根を乾かさないようにします。

植え穴は根鉢より少し大きめの穴を掘り、
深さは８０センチ程掘っておきます。
堆肥と土を混ぜ、それを穴の半分ぐらいまで埋戻し、根は四方に
広げて水をかけ、土と根が密着するように棒などでつついて
土を入れていきます。
植え付けた後はたっぷりと水を与えてください。
強い風で倒れることもあるので、支柱を立てて、
しっかりと固定してください。
また、乾燥を防ぐために敷きわらをしましょう。